過払い請求の具体的な方法とは?
Posted at 07/05/16 PermaLink» Comment(0)» Trackback(0)»
あなたが過払い請求をしたいと思ったときに、
具体的にどのような方法で過払い請求を進めていくとよいのでしょう?
その前になぜ、過払い請求が最近取りざたされるようになったかですが、
昨年12月の貸金業規制の法改正で、2009年末をめどに、
出資法の上限金利(年29.2%)は、利息制限法の上限(20%)まで下げられ
中間のグレーゾーン金利が廃止される、という法律改正で、
過払い請求が多くなりました。
まず、金利についてちょっと説明すると、
あなたが消費者金融から無担保のカードローンで借入しているなら、
ほぼ間違いなく25~29.2%の利率での貸付を行っているはずです。
しかし、実はこの金利は違法です。
個人が貸金業者から融資を受ける場合は原則、
利息制限法での上限金利である15~20%でカードローンの場合
カードの極度額(借入金額ではありません)により異なりますが、
違法であるにもかかわらず、業者はなぜ25~29.2%の利率で
貸付を行っているかというと、違法であっても罰則がないからです。
(事情はもっと複雑ですが、簡単にいうとこういうことになります。)
この利息制限法での上限金利である15~20%と業者が約定利率としている
出資法での29.2%の差のことを『グレーゾーン金利』と呼んでいます。
利息制限法での上限金利は以下のようになっています。
・10万円未満:年20%
・10万円以上:~100万円未満 年18%
・100万円以上:年15%
あなたが仮に3社から150万円借入していた場合、
50万円×3と仮定して、利息制限法での金利を年18%として、
この金利は借入金額ではなく極度額により適用されます。
つまり借入金額が50万円でもカードの極度額が
100万円であれば15%の金利となります。
また、過払い金についてですが、
本来18%の利息でよいものを今まで29.2%の利息を払い続けたとなると
年11.2%の差額が生じますね。
あなたが、長い間返済を行っていると、この差額によって元本が相殺され、
さらには支払わなくてよいお金まで業者に支払ってしまうことになります。
過払い金とは、
この『支払わなくてよいのに過剰に支払ってしまったお金』のことを言います。
条件により異なりますが、おおよそ5年以上の取引がある場合に
過払い金が発生するといわれていますので、あなたが5~7年の取引をしているならば、
過払い金が発生、あるいは発生していなくても、債務を大幅に減らすことが
出来る可能性があります。
それでは、過払い金が発生しているかどうかを調べる方法ですが、
まず、業者に対してあなたが取引履歴の開示を請求してください。
ちょっと前まで業者を取引履歴の開示に応じさせることは非常に困難だったようですが、
現在アイフル事件などを始めとして、グレーゾーン金利や過払い金が
社会問題化しているため、比較的スムーズに開示に応じてくれます。
あなたが、大手消費者金融からの借入だったら、簡単に開示してくれると思います。
方法は、各業者のお客様相談室や借入先の支店に電話して要求するだけです。
利用目的を聞かれた場合は、
「利息制限法による引きなおし計算を行う。」でいいですし、
任意整理をするかどうか聞かれても「わからない」と返答するといいです。
私の知る限り、大手4社(アコム、アイフル、プロミス、武富士)で
書面による開示手続きが必要なのはアイフルだけですが、
単に電話で開示を請求すると申請書を送ってくるだけのようなので、
記入して返信してください。
そして、計算方法ですが、かなり複雑になるので何らかのソフトで
計算したほうがいいと思います。
たとえば、このマニュアルについている、
利息制限法での金利引き直し計算用エクセルシートを皆さんはよく利用され好評です。
あなたが払いすぎた金利を自分で計算できるようなエクセルシートです。
あとは、計算によって過払い金の金額がわかれば、
業者に対して返還請求を行います。
請求は、自分でも可能ですが、
よくわからなければ雅法律事務所などに依頼します。
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その具体的な手順は・・・
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