延滞と支払い延滞の違いとは?

Posted at 07/06/28 Comment(0)» Trackback(0)»

   

   あなたが消費者金融などから限度額いっぱいまで借り、

   返済しながらその後2,3回の借り入れ。延滞も1度のみ。

   その延滞も明細書が送ってこないので、すっかり忘れていて、

   電話がかかってきて、あなた以外の人が電話に出たみたいですが、

   消費者金会社の名前を出さなかったので、

   私につながらなく結局ハガキが来てその後すぐに振込みました。

   日数的には2週間くらいですが、

   この状態は「延滞」と「支払遅滞」どっちになるのでしょうか。

   
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   この「延滞」と「支払遅滞」は違いは、

   あくまでも「与信」における用語としての使い方で、

   金融機関、クレジット・信販会社etc、によって基準は違うと思いますが、

   「延滞」と「支払遅延」は分けて使います。

   
   あなたがハガキが来てその後すぐに振込みをした場合は、

   おそらく、「支払遅延」の状態ではないかと思いますが、

   金融機関等が「延滞」とするかどうかの基準は、

   本当に外部の人間には分からないんです。


   初めてのことならば、1か月くらいは大丈夫だと思うのですが、

   度重なったり、常習的(支払日と給料日の関係で、毎回…という人もいるらしいので)だと、

   そのクレジット会社内での評価も下がり、早めに「延滞」にしたりするかもしれませんね。


   一般的には、契約で定められた返済・支払期日に返済・支払が出来なかった場合は

   全て「延滞」です。


   しかし、そこまで厳しくしていては、

   金融機関等における業務も膨大なものになってしまいますし、

   融資を受けられる人・クレジットカードを利用できる人が本当に限られてしまうでしょう。


   ですから、それぞれの金融機関等で「猶予期間」を設け、

   その間に返済・支払をしてくれれば、

   「延滞」とするのは免除してあげようとしているのです。


   金融機関等が「延滞」という情報を個人信用情報機関へ「登録」しなければ、

   個人信用情報上の「延滞」にはならないんです。


   「当月、請求はあったけれど入金がなかった」という履歴は登録されているけれど、

   「延滞」の登録はされていない…これを「支払遅延」と呼んでいます。


   CICでは「延滞」等の「事故」に関する情報を「異動」といいます。


   「異動情報」は、CRINというシステムにより、CICと情報の交流をしている

   「全国銀行個人信用情報センター」と「全国信用情報センター連合会」にも

   把握できるようになっています。


   でも、「支払遅延」は異動情報ではないので、CICでは把握できても

   「全国銀行個人信用情報センター」と「全国信用情報センター連合会」

   では把握できません。


   ですから、支払遅延の履歴が見える状況(CICの表示では、

   「最大24か月分」なので「遡って2年の間に支払遅延があった場合」ということになります)で

   あなたが、住宅ローンを申し込んだ場合は、

   「全国銀行個人信用情報センター」にだけ加盟している銀行では

   支払遅延の履歴は把握できないが、「CIC」に加盟している保証会社では把握できます。


   保証会社によっては、支払遅延の履歴を見て保証不可とする

   可能性がある場合もあるから

   保証会社があなたの利用履歴をどう判断するかになってきます。


   残念ながら、請求書がない、(郵便事故等で)請求書が届かなかった…などという

   言い訳は通用しません(法務上でも、過去の判例でも)。


   それに、これからはクレジットカード、携帯電話、公共料金などは、

   請求書等を郵送せず、インターネットの画面上での確認、

   ということが増えてくるのではないかと思います。


   あなたが住宅ローンなどを借りる時、

   「忘れていた」がないように気をつけくださいね。


   
   また、あなたが延滞の状況などをCICなどに開示を求めた場合に、

   CICの場合、『お支払いの状況』という項目があり、

   そこに照会日現在の登録内容が表示されます。


   そのなかに「返済状況」というものがあり、

   延滞等事故情報の登録の際はここに『異動』と記載されます。


   『異動』があれば、融資を受けるのは厳しいことが多いです。


   また、「最大24か月分の表示」については、

   「入金状況」のところに『012345678901234567890123』と数字が並び、

   その下にいろいろな記号が表示されています。


   一番左の「0」が最新の入金情報で、「1」がその前月、「2」が2ヶ月前・・・

   一番右の「3」が最新の入金から23か月前と、

   右へ行くほど古い情報となります。


   その下の記号が実際の「入金状況」になります。

   全部で9種類の記号があるんですが…。


   「$」は「当月請求額どおり(それ以上)入金された」

   「-」は「当月、請求もなく入金もなかった」

   「 」(空欄)は「クレジット会社から情報の更新がなかった」

   なので、この辺りは問題ありません。


   「A」、「C」は「請求があったにも係わらず未入金だった」という意味ですし、

   「P」は「請求額の一部の入金があった」なので引っかかる情報です。

   「R」は「お客様以外から入金があった」ですから、

   債務保証による代位弁済などが考えられ、これもアウトでしょう。

   

   「支払遅延」の場合は、

   『異動』の表示はないけれど、履歴で「A」が見られます。

   銀行や保証会社が、この「A」などをどう判断するかで、

   あなたへの融資が可なのか、不可なのかが決まると言ってもいいと思います。


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