メイン

障害者リハビリテーションとっておき情報 アーカイブ

2007年11月02日

障害者リハビリテーションのトイレトレーニングについて

あなたの親が脳梗塞で倒れ半身麻痺、失語症となりました。

そして、一番困っているのは、オムツが取れないことです。

尿意便意があるのかないのかもはっきりしませんが、

そんな場合は、何か良い方法はないでしょうか?


○デュエロ/トレーニングパンツ/ブラック


なかなかむずかしい問題ですが、

やはり、意思表示がないとオムツをとることは出来ないと思います。


介護しているあなたの負担を少しでも軽くするためには、

自分の起きているお昼はトレーニングパンツ。

夜はオムツを使った方がいいと思います。


時間を決めて便座に座らすのはいいと思いますが必ずその時間に

やってくれるとは限りません。

決めた時間に便座に座らせたとしてもその前後に出てしまっている時もあるので、

その用心のためにもトレーニングパンツやオムツを利用した方がいいでしょう。


オムツに尿や便をした場合、こちらが気がつかないときがあるので、

むれてしまったりします。


ですから、便座に座らせた時は常に陰部や、お尻をキレイに拭いてあげます
 
意思表示がなくても、尿意の確認などをしてあげたりすると、

だんだん意思表示をするようになる場合もあるので

これもリハビリのような感じでいいようです。

本人が意思表示を出して体がスムーズに動くようなら要らないと思いますが、

まだまだ動きに不安があるようならトレーニングパンツだけでいいと思いますし、


寝ているときは尿漏れする場合は、

パッドやパンツのギャザーをきちんと広げて、パンツの上から

普通のパンツなどをはかせてあげると、汚れ防止に少しはなりますし、

楽になると思います。


脳梗塞による便意・尿意消失は大変厄介なものであり、

さらに失語症からコミュニケーションがうまく行かない事が大きな障壁と

なっていると考えられます。


一般に大腸は逆蠕動によって排便を抑制していますが、

早朝この逆蠕動は止まりやすく、

さらに体内に食物がはいると蠕動運動となり排便が誘発されるので

このサイクルを利用して便座に座る習慣をつける方法があります。


排尿に関しては患者さんが女性であるか、

男性であるかによって大きく異なりますが、

一般的には排尿経過を記録して排尿時間をこちらがある程度予測した上で、

「声かけ」を行い、習慣付ける方法をとります。

さらに失語があることから同じフレーズで尿意などの有無を問い掛けて、

合図を確立する必要があるかもしれません。


あなたも、色々大変な事がたくさんあると思うので介護する側が、

少しでも夜休めるようにオムツなどを利用した方がいいと思います。

失禁による本人自身の自信喪失を防ぐ必要もありますから。


早く元の本人のようにさせようと思っても脳の障害は,

どういうふうに出てくるのか誰にもわからないことです。


大きな子供が出来たつもりでゆっくり教えて行く方がいいようです。

介護するあなたが疲れてしまう事が多いので少しでも休める時は、

ゆっくり体を休めてがんばりましょう。


○大人用紙おむつ・1日5回交換寝たきり・尿量の多い方向けのMサイズは?


○関連サイト:「病気よさらば!自然派・超健康法の極意





障害者リハビリテーションの療育手帳取得について


障害者リハビリテーションの療育手帳取得について

障害者リハビリテーションの療育手帳取得する特に基準となる指数というのは、

どんな質問が出るのか?

また判定が軽度だと療育手帳のメリットはあるのでしょうか?


○ちえおくれのための新・福祉と生活のガイド


療育手帳制度は、意外とあまり知られていないようなのですが、

全国共通の制度ではないようです。


厚生労働省からの通知(法令に準ずる効力を持つのですが、

法令ほど強いものではありません。あくまでも“施策の目安”に過ぎません。)を

根拠にして、都道府県ごとにそれぞれ個別に運用しています。


ですから、障害認定基準も都道府県ごとに細かいところがかなり異なっていますし、

障害等級区分や呼び方(○級/重度・中度・軽度/A・B・C/B1・B2など、

ほんとうにマチマチ!)さえ異なります。


ということは、実のところ「決定的な指数や基準がない」ということを意味しています。

実際に、知的障害児・者施策の根拠法令となっている「知的障害者福祉法」にさえ、

ただの一文字も記されてません。そして、信じがたいことですが、

知的障害児・者の定義すら実に曖昧なのです

(極言すれば、「一言も記されていない」のが現状です。)。

そこで、知的障害児・者の認定にあたっては、

知的障害者更生相談所(都道府県立の身体障害児者リハビリテーションセンター)が

一定の基準を設けて、健常児・者の正常な精神発達段階と

比較する形で判定を行なっています。


このとき、本人の心理測定と並行して親との面談をしますが、

成育歴を尋ねたり、言葉や運動能力を尋ねたりします。


特に、発語がいつ頃だったか、その後発語の消滅(出ていた言葉が消滅してしまう、

というある知的障害の症候群があります)がなかったか、

異常分娩ではなかったか、などは重視します。


また、兄弟姉妹や同年齢の子どもたちとのかかわり方(自分から遊ぼうとするか、

それとも、自分勝手にひとり遊びをするところなどがあるか など)も尋ねます。


本人に対しては、こちらの言っている内容がわからない場合も多いので、

言葉を用いた質問を行なうとは限りません。

行なうとすれば、日常の生活でよく目にする雑貨や果物などの名称や役割を

答えさせたりしますし、父母の名前を答えさせたりもします。


一般には、自閉症的傾向も併せて調べるために、

言語的知能・数学的(空間的)知能・運動的知能の各分野のバランスを調べるための

心理測定を行ないます。

言語的知能が著しく劣るのに、数学的(空間的)知能や運動的知能が

不自然に高い場合には、こだわりや多動を疑い、

自閉症的傾向があるとされる場合があります。


これらのデータを総合して、各都道府県ごとの運用指針なども加味しながら、

知的障害児・者を認定してゆきます。


ですから、俗に言われるIQ(知能指数)の数字で画一的に

知的障害であるかどうかを決定する、ということは、

最近ではあまり考えられないと思っていただいたほうがよいと思います。


判定がたとえ軽度の場合であっても、お子さんが療育手帳を持っていると、

あなたの税制面などでのメリットも大きいため

(所得税や自動車税などの減免をはじめとして、さまざまな施策があります)、

おろそかにはできないと思います。

身体障害者手帳所持者に準じた施策を受けられますから。


実際、最も軽度のB2という判定をもらった、Kさんが取ったときのことを、

参考までに書きます。


子供と、係員みたいな人で、(親は別室)知能テストみたいなものと、

親からの生活上の聞き取り(衣服の着脱ができるか、

日常生活や学校で困ったことがあるかなど、など)みたいなのをされて、


試験の結果というか、IQというのでしょうか、その指数は教えてもらえませんでした。
ただ、発達がこのくらいの年齢と推定される、みたいなことは聞かれたそうです。


メリットは、Kさんの地域では私鉄の運賃が半額、

公共の施設(博物館、有料の公園、市民プールなどなど)では、

無料か、割引になるときもありますので、

入場料を払う時は「療育手帳がありますが割引は受けられますか」と

よく尋ねるそうです。


ボウリング場なども 何か割引がある時があるそうで、付き添いというのか、

親が一人 割引になるときもあったそうです。


障害児向けの講座や集いがあるときに、

療育手帳があるのが条件のことも (少ないようですが)あるようです。


それから、公的なものではないのですが、

Kさんの子が 夕暮れ時に、迷子になった時に、

警察に 一緒に探していただけないか、お願いしたのですが、

なかなか探すのを手伝うと 言っていただけなかったのですが、


「療育手帳を持った、知的に障害がある子ですので、行動の予測ができず、

普通のお子さんよりも対応が難しいので 私だけでは 間に合わないので、

お願いしています。」と言ったら、手伝ってもらえたそうです。


やはり、実際の料金のメリットよりも、

心理的に、「援助が受けられる」

「自分のせいでこうなったんじゃないと言ってもらえた」と

感じた心理的メリットの方が大きいとおっしゃっています。


そんなKさんも、じつは、公的な福祉センターで、

「お宅のお子さんはたぶん、審査に通らないと思うし、

持っててもたいしたメリットはないですよ」と言われたそうです。

何故、そう言われたのか、今だにわからないそうです。


○ちえおくれのための新・福祉と生活のガイド


○関連サイト:「病気よさらば!自然派・超健康法の極意




障害者リハビリテーションの障害者手帳の申請は?


上肢の麻痺で、腕に力が入らないため、茶碗すら持つことが出来ない状態ですが、

障害者としての雇用をして貰うには、障害者手帳が必要ですが、

いかにすると障害者手帳が取得できるのでしょうか?


○「シルウオッチ」 振動や文字、音、光でお知らせ


上肢の麻痺が茶碗すら持てないという事ですから、

障害者手帳の2級1号の両上肢の機能の著しい障害に該当する可能性があります。

これはあなたの住まいの各市町村で診断書を受け取り、

指定の病院で診断書を書いて貰います。

主治医の病院が指定病院であればそこでも構いません。

まず、市町村の福祉課の窓口で相談することです。


しかし、障害者手帳の取得は、最近、不正取得者が増えていることもあって、

難しくなっています。

それに、障害者手帳を取得しても、それがあるから雇用が容易になることもありません。
新聞報道にもよくありますが、障害者雇用は、非常に困難です。

それよりも、健常者雇用のほうが有利です。


また、こんな方法もあります。

最寄の社会保険事務所に相談して、どうしたら社会保険の恩恵を受けれるのか

を相談するのも有用だと思います。


障害基礎年金、または障害厚生年金を受け取る事も可能かもしれません。

1級3号の両上肢の機能に著しい障害を有するものに該当する可能性がありますから、

社会保険事務所で障害年金裁定請求書等を貰い、病院で診断書を書いて貰います。


障害年金は初診日が大事です。

初診日に国民年金か厚生年金かでもらう年金が変わります。


また、保険料納付要件も大事です。

1.初診日の前日において、初診日の属する月の前々月迄の過去1年間に

  年金保険料滞納月がないこと。

2.20歳に達した月~初診日の属する月の前々月迄の国民年金加入期間において、

  年金保険料の納付月数と免除月数の合算月数が2/3以上有ること。

以上が保険料納付要件です。


このどちらかを満たしていれば請求可能です。


いずれにしても、味方を増やすことです。

家族の理解がまず必要ですし、友達にも積極的につながって、人間関係を深めて、

支えてもらうことが必要です。


孤軍奮闘にも限界がありますので、とりあえず、理解者を増やすことです。


○「シルウオッチ」 振動や文字、音、光でお知らせ


○関連サイト:「病気よさらば!自然派・超健康法の極意





障害者リハビリテーションをする作業療法士(OT)とは?


あなたもご存知のようにリハビリテーションの中核を担うのは、

理学療法士(PT)、作業療法士(OT)、言語聴覚士(ST)という仕事になりますが、

この中の作業療法士(OT)の仕事内容や、専門知識、専門能力の修得アップについて

どのようにやればいいのでしょう?


○ひとりで学べる作業療法士国家試験問題と詳解(2005年版)


まず、法律的なことをいえば、理学療法士及び作業療法士法により

「作業療法」及び「作業療法士」は次のような規定があります。


作業療法とは、身体又は精神に障害のある者に対し、

主としてその応用的動作能力又は社会的適応能力の回復を図るため、

手芸、工作その他の作業を行なわせることをいう。(第2条第2項)


作業療法士とは、厚生大臣の免許を受けて、作業療法士の名称を用いて、

医師の指示の下に、作業療法を行なうことを業とする者をいう。(第2条第4項)


つまり、作業療法士とは、心身に障害を持つ人に対して、

生活活動、手工芸などの活動、仕事、学習活動、身体運動活動などの作業を用いて、

訓練や指導を行い社会参加や社会復帰を支援することです。

では、この作業療法士資格への道は・・・

国家試験を受けて合格すれば免許が取れます。

その前に、国家試験を受ける資格を取らなければなりません。

受験資格を得るには、「高校卒業」後に、定められた「学校を卒業」

しなくてはなりません。


その区分は、次のようなところでしょう。


(1)大学(医学部保健学科等で作業療法の学部や専攻があるところ)

 これはまだ数が少ないです。4年制。


(2)国立大学の医療技術短期大学部作業療法学科

 これも多くはなく、現在、(1)に移行中。3年制。


(3)国立病院・療養所付属リハビリテーション学院

 これも、数は減りつつあります。3年制。


(4)公立・私立の専門学校

 たくさんあり、毎年、増えています。

 全養成校(100校を越えています)の半分以上がそうです。3年制、4年制があります。


異常な勢いで新設校が増えている現在は、“入りやすい学校”“入りにくい学校”が、

なきにしもあらずですが、入ってからの勉強は大変です。

なんとか卒業しても国家試験がありますから、やはり大変です。

勤めてからも、常に勉強です。


「何か、手に職をつけたい」とか「何か簡単に取れる資格が欲しい」くらいの

希望では、なかなかキビシイ資格のようです。

作業療法士資格の説明としては、

資格区分:国家資格

資格の説明:作業療法士は、園芸、陶芸、手工芸などによる作業訓練を

      行うことによって、身体や精神に障害がある人、

      またはそれが予測される人に対しての主体的な生活の獲得を図り、

      社会復帰に力を貸し、機能回復に協力する。

      医学的リハビリテーションの一分野を担う医療専門技術者。


取得方法:受験資格は、高校卒業後、文部大臣の指定した学校または

     厚生大臣が指定した作業療法養成施設で、

     3年以上知識・技能の習得をした者。解剖学、 生理学、臨床心理学等の

     一般問題と実地問題の2つの区分での筆記試験が行われる。

問い合わせ:厚生省医務局医事課試験免許室国家試験係
      TEL 03-3503-1711


取得後の進路・職業:作業療法士としてリハビリテーション施設や福祉施設、

        病院などに勤務

実際、作業療法士として活躍されている方の話を聞くと、

作業療法は手工芸や遊びなど「作業活動」をとおして患者に対して

アプローチする治療です。

まだまだマイナーなのでイメージが湧きにくいと思いますが。


職域としては病院のような医療機関や福祉分野というのは

イメージが湧きやすいと思いますが、


特に「精神」の分野、大まかな仕事内容はそちらにあると思います。

知識は基本的なことは学校で学び、臨床実習でも多く学ぶことがあります。


専門能力アップは、就職してから現職者講習会に積極的に参加することと、

日常診療を一生懸命行いつつ、つねに勉強していくことが一番です。


この業界、養成校で学ぶことは3割、あとは現場と言われる世界です。


あなたも、一度近くの作業療法認可をとっている病院若しくは

リハセンターなどに見学に行かれると良いでしょう。

養成校も見学させてもらえます。


○作業療法士のためのハンドセラピー入門第2版


○関連サイト:「病気よさらば!自然派・超健康法の極意




障害者リハビリテーションの作業療法の「効果」とは?

障害者リハビリテーションの作業療法は、実際に生活に結びつく動作を

作業活動(手工芸)を手段として治療していくことですが・・・


○作業療法実践の仕組み


まず、作業療法を説明しますと、

障害を負った人(身体障害者、精神分裂病患者、小児(脳性麻痺児など)です)

に対して、今まで住み慣れた家庭・社会に復帰できるように援助する

リハビリテーションのひとつの治療方法です。


作業療法の内容は、

身体的・心理的に機能を回復できるような訓練(作業活動)を実施し、

実際の生活に結びつけるのです。


直接的な日常生活の諸動作(食事・更衣・排泄・整容・移動など)を、

訓練することもあります。


対象者の状態・希望、社会的な背景などから具体的な目標を設定し、

その実現のためにさまざまなを訓練・指導をされます。

よくあるのが、作業療法の治療の場面を見た家族から、

「遊んでるの?」「その作業(手工芸)ですが・・・何につながるの?」

と言う意見を聞かれたことがあるそうですが、

こういう作業が実際に生活に結びつく動作を

作業活動(手工芸)を手段として治療していきます。


障害者リハビリテーションの作業療法の「効果」として、

例えば、脳卒中で、右半身麻痺になった人が、作業療法を実施した結果、

身体面で説明すると、麻痺した筋肉の回復や、感覚の回復が効果として現れます。


結果、車椅子使用者が歩行が可能になるなどのことがありますし、

骨折した人が、ギプス固定により、筋力が低下しているので

リハビリにより筋力の向上が効果として現れます。


言語障害(ここでは、上手く発語できない方にします)の改善など、

障害された運動能力の改善が、効果として現れます。


精神面で説明すると、うつ状態で情緒不安、気分の安定など・・・。

障害により理解力、集中力が低下してしまった方に対しても、

作業活動の中で訓練することで改善する効果が見られます。


○身体障害の作業療法改訂第4版





2007年11月03日

障害者リハビリテーションとノーマライゼーションって


ノーマライゼーションというこの言葉のポイントとして、

「住宅・日課・余暇」の3つを指摘しているそうで、

ノーマル(正常・普通)な状態にすることを意味します。


○ノーマライゼーションをめざして


デンマークの精神障害者施設の施設長であったバンク・ミケルセンが

「知的障害者の社会的・文化的な生活条件をノーマルにする」ことを

指して使った言葉で、

ニルジェという人が一般化した言葉です。


元々、デンマークの言葉では「ノーマリーゼ」らしいので、

ノーマリゼーションとも呼ばれます。


ミケルセンは、この言葉のポイントとして、

「住宅・日課・余暇」の3つを指摘しているそうで、

以前は、施設福祉が中心だった対象者に福祉器具の充実・進化や、

サービスの多様化などにより、居宅福祉への道を開いていくという

時代の流れを語った言葉です。。


一般的には「障害者が健常者と共存していける社会」とか

「福祉を受ける人たちがあたりまえに生活できる」と表現されてます。

この障害者におけるノマライゼーションの定義とは、

個人としての障害者を、まず疾患があれば治療し、

その結果、一定以上の治療効果が期待できず、


症状あるいは状態像が固定したときには医学的、教育的、職業的リハビリテーションや

生活の適応を含む社会的リハビリテーションを段階的・能率的に実施し、

当事者をノーマルな状態に引き上げるということ。


決して障害者が「アブノーマル」だから「ノーマル」にすることではなく、

障害者であろうと、健常者であろうと、

同じ条件で生活を送ることを可能にすることです。

これは、高齢者などについても、だいたい同じようなことにつながります。


 
私たちの日本には、国連障害者年、国際障害者の10年を契機として、

特定の分野に限定されない幅広い概念として広がりました。

障害者(社会的弱者)の人権・価値・尊厳は他の市民と同等であり、

誰もが平等に生活できる社会がノーマルだとする哲学として

理解されているようです。


○脱施設化とノーマライゼーションの実現


○関連サイト:「病気よさらば!自然派・超健康法の極意




障害者リハビリテーションと高次脳機能障害の関係とは?


障害者リハビリテーションの中で、高次脳機能障害は、身体的障害が大きい場合には

診断されないのか?


○高次脳機能障害がわかる本


あなたの身内に身体的の障害も大きく、独りでは立つこともできず、

食事も胃に直接流動食を入れており、

理学療法士(PT)、作業療法士(OT)、言語聴覚士(ST)の

障害者リハビリテーションを受けているが、

意識ははっきりしているが、たまに感情のコントロールができなくなる時が

あると思うことがある場合、

高次脳機能障害の障害者リハビリテーションを受けることができるか

心配される方もおられます。


まず、高次脳機能障害とは、どういう障害か理解する必要があります。

これは、交通事故などの事故・脳卒中などの脳血管疾患や病気による脳の損傷で、

脳機能のなかでも高次な機能である、言語・思考・記憶・行為・学習・注意などの

機能の障害です。

(ただし、明確な定義は確立されておらず、より狭義の定義をする人もいます)
 


高次脳機能障害をもつ人々の中には、一見そのハンディがわからないため

周囲の理解が得にくいことが多く、


また医療・社会福祉の各分野で対応が未発達といわれており、

社会生活だけでなく日常生活においてもハンディがあります。
 

日本全国で、どれだけの人数がいるのかは明らかではありませんが、

東京都の「平成11年度高次脳機能障害者実態調査報告書」では、

推定数で4,177人としています。


また、高次脳機能障害は、運動機能にはほとんど障害がないにもかかわらず、

現在の身体麻痺の程度からして当然できるであろうことが、

知的障害がないにもかかわらずできないときにみられる現象です。


ですから、知的障害や運動麻痺がある場合、

そのために目的動作等ができないのか、

高次脳機能障害のためできないのかの判断ができないから、

身体的障害が大きい場合には、でない可能性があります。


また、障害者リハビリテーションも麻痺が邪魔しますので、

高次脳機能障害のリハビリテーションは実施できないかもしれません。

仮にリハビリテーションを行なっていても、その目的は、

現在の機能の維持とQOL(生活の質)の向上に置いてあるだろうと思いますし、

周囲とのコミュニケーションはどのようにしてとっているかが問題になります。


言葉でのコミュニケーションがとりにくい場合、

感情的なコントロールがうまくいかないことがあります。

言語聴覚士(ST)も受けてくださいね。


それから、もう一つ大事なことは、

リハビリテーションを受けているならば、

その病院に、疑問があればどんどんお尋ねすることです。

病院には説明責任の義務があるのですから。


また3ヶ月に1回は「リハビリテーション実施計画書」なるものを作成し、

現在の状況と何の為にリハビリテーションをやっているのかを、

患者さんや家族に説明しサインをいただくようなことがあっているはずですから、

そのときに言われるままサインをせず、質問をぶつけるようにしましょうね。


あなたの身内の方が高次脳機能障害のリハビリテーションを受けるほど

回復していないのであれば、

現在受けている1対1のリハビリを頑張ることが第一のようです。


どうしても周囲は「よりいいものがあればぜひ」という気持ちばかりが

先に行ってしまうようです。


「リハビリテーション実施計画書」を確認&理解し、

今後もがんばりましょう!


○脳血管障害による高次脳機能障害ナーシングガイド


○関連サイト:「病気よさらば!自然派・超健康法の極意






障害者リハビリテーションと車いすのつながりとは?

「障害者リハビリテーションと車いす」が、シンボルとして

一般化されている理由は?


○リクライニング式車椅子(送料無料)


障害者リハビリテーションと車いすのつながりはだいたいの国において

傷痍軍人に対する施策から始まった、という流れがあります。


日本の場合をその歴史的背景をそこから調べてゆくと、


日本における最初の車いすは、1921年頃に作られた

「廻輪自動車」が最初であるとされていますが、資料がはっきりと残っていません。


資料が残っているものとしては、

傷痍軍人の、ある診療所では室内では患者自身が操作して移動・

屋外では介助者が押して歩くという形で車いすが使用されていました。


その後、1964年に開催された東京パラリンピックを契機として

国内にも車いす生産の機運が高まってきて、車いすの本格的な研究が始められ、

医学的・工学的な見地から様々な検証がなされ、

その成果が発表されるようになってきました。


その研究の成果は「脊損者用車椅子案」としてまとめられ、

これが元になり1971年に手動車いすのJISが制定されたそうです。


これが車いすが身体障害者のシンボルとして一般化につながったようですが、

寝たきりの障害者や、歩行可能な身体障害者も沢山いらっしゃいます。


一般人から見た「車いす」が障碍者のイメージと合ってしまった今、

身体障害者のシンボルが車椅子になるという意見もあります。


盲目の方、聾の方、車いすが必要ない程度の障害など、

さまざまな障害者がおられるも忘れないようにしましょう。


ちなみに精神障害者の場合、

「電話」がシンボルとされていますが、

なかには、欝病と不安神経症の方など電話が怖い人もおられます。


電話がかかってくるだけで身体が飛び上がるほど驚いて、

固唾を飲んで留守電に任せるほど怖いそうです。


○リクライニング式車椅子(送料無料)


○関連サイト:「病気よさらば!自然派・超健康法の極意






障害者リハビリテーションをする言語聴覚士(ST)という仕事は・・・


言語聴覚士(ST)は需要はこれから広がっていくという話もある一方、

そろそろ飽和状態という話もあるが・・・


○言語聴覚士のための失語症訓練教材集


あなたもご存知のようにリハビリテーションの中核を担うのは、

理学療法士(PT)、作業療法士(OT)、言語聴覚士(ST)という仕事になりますが、


その中で、言語聴覚士(ST)という資格の国家試験の合格率はどの程度で

病院への就職率はどのくらいあるか知っていますか?


私が聞いたところによると、合格率50%前後

(でも、合格率はあまり考えない方がいいと思います。要は自分の勉強しだいです。)

 
言語聴覚士(ST)としての就職率も50%前後

(言語聴覚士(ST)も免許ないと働けませんから当然ですね。)
   

また、言語聴覚士(ST)はリハビリテーション科のある病院でも規模が

大きいところにしかありません、特に急性期病院など、

(整形外科などは理学療法士(PT)だけも多いです)ので、

理学療法士(PT)、作業療法士(OT)よりは就職できる病院は少なくなってしまいます。


その言語聴覚士(ST)の仕事を希望する動機として、

「手に職」「就職しやすい」「仕事も看護とかよりはラクだけど稼げそう」

という面に目ばかりいっていると失敗します。

それは、リハビリテーションに限らず、医療従事者にはメンタル面でのタフさが

要求されるからです。


そしてなにより自分が患者さんに提供する治療法

(作業療法士(OT)だったら作業療法というそのもの)に常に関心を持っていないと、

あなたが、養成校での勉強をするようになって(しいては仕事をするようになって)から

燃え尽きてしまう可能性もあります。


あなたが、「自分の性格にあっている」のが言語聴覚士(ST)であると

思っているなら大丈夫と思いますが・・・


また、需要の面でいけばやはり理学療法士(PT)などが、

王道(リハビリテーション科がある病院には必ずいますから)ですが、

同じように理学療法士(PT)も飽和状態って言われてます。


それから、言語聴覚士(ST)は一人職場ということはありませんが、

訓練場面においては個室で訓練しますので、閉鎖的な環境かもしれません。


かといって、1人職場いうわけではないです。

他のリハビリテーションやナース、ドクターなどと連携していかないと

目標や訓練はできません。

そして、小児と成人を一緒にみる所はあまりないと思います。

言語聴覚士(ST)の仕事は本当に幅広いです。


たとえば、何らかの原因(生まれつきの異常,事故による傷害,脳卒中など)で

喋ることが困難になった人を上手に喋れるようにするのも仕事の一ですし、


最近では,食べたり飲んだりすることが難しくなった方々に対し、

少しでも上手に自分の力で食べれるように指導することなども行っています。

やり甲斐のある仕事と思いますが、採用は多いとは言えないかもしれません。

国立大学並の病院でも一人か二人のところもありますから・・・


ですから、あるドクターに医者より大変な仕事だと言われた方もおられました。


国家試験は年々、難しくなっていますし、

試験日程も以前より1ヶ月も早くなったそうです。

あなたがこれから、言語聴覚士(ST)をめざすなら、

精神的にかなりくる仕事ですから、

それを覚悟していかないと大変な目にあいます。


精神的にタフで、揺ぎない決意と熱意、が

重要なのではないでしょうか?


○言語聴覚士国家試験過去問題(2004年版)


○関連サイト:「病気よさらば!自然派・超健康法の極意





国立身体障害者リハビリテーションセンターが初めての方に


国立身体障害者リハビリテーションセンターは障害のある方やその家族の方々から、

信頼される良質なリハビリテーション医療を提供するとともに、

リハビリテーション医学の発展と専門的医療者の育成に努めることを

理念にされています。


○調乳ポットいつでもミルクって?


国立身体障害者リハビリテーションセンター病院では、

救急医療などの急性期医療を脱して回復期に至った方や

神経疾患や関節リウマチ等の慢性疾患により障害を生じた方などを主な対象として、

リハビリテーションや治療を行っています。


国立身体障害者リハビリテーションセンター病院での治療の適応については、

あなたの主治医の先生からの問い合わせをしてもらえれば、

的確に答えるそうです。


また、受診の際は、出来るだけ主治医の紹介状を持って行った方がいいようです。

紹介状を持っていない方は方は、特定療養費を徴収するそうです。

国立身体障害者リハビリテーションセンター病院の対象となる方々は、


・手足の不自由な方→脳卒中、脊髄損傷、切断、骨折など


・ことば、耳が不自由な方、食物などののみ込みが不自由な方

 →言語聴覚障害、摂食・嚥下障害


・見えないことでお困りの方→視覚障害


・物忘れや判断力が落ちてお困りの方→高次脳機能障害


また、赤ちゃんを連れて行く場合、

授乳室はありませんが、診察室の奥を貸してもらえるそうです。

調乳用のポットはなく、母乳がいいかもしれません。

オムツ替えシートのあるトイレが1つしかなく、

子連れで行くには不便かもしれませんから準備をして行ってくださいね。


○調乳ポットいつでもミルクって?


○関連サイト:「病気よさらば!自然派・超健康法の極意




障害者リハビリテーションの理念とは?


障害者リハビリテーションの理念はどのように考えたらよいのか、

あなたはどのように考えますか?

また、こんなことばを聞いたことありますか?

ノーマライゼーションや、インテグレーション、インクルージョンなどですが・・・


○障害者リハビリテーションの一番最新の日本での定義は、
「障害児教育大事典」に全て掲載されています


まず、言葉の簡単な意味です、


リハビリテーションは、

主に肢体不自由者に「障害などによって失った機能を、身体的・精神的・社会的・

職業的有用性を回復させること」で、

その障害のある方が主体的に取り組み、時間(期間)を限定して行うものであり、

その人らしい人生を主体的に生きる為の手段です。


ノーマライゼーションは、

主に知的障害者に「心身障害児・者のADL(日常生活動作)を高めるだけでなく、

QOL(生活の質)を高めて行こう」という考えの一環で

障害をなくすのではなく、障害の程度に合ったサービス・支援・援助をする事で

健常者と生活条件を同じにするという考え方です。


インテグレーションは、

簡単に言うと「統合教育」のことで、

具体的には障害を持つ方が養護学校ではなく一般校(普通校)に通うこと。


インクルージョンは、

「特別なニーズ教育」という概念で障害をはじめとした特別なニーズを

かかえている子どもがいれば、その子が通う学校・地域に必要なハード・ソフトを

必要な間投入するということです。


たとえば、障害児の自宅の最寄りの学校に、その子の障害に応じた養護学校や

その他の必要な資源がその子の義務教育期間引っ越して来て、

地域の子とも達は一緒にそこへ通うようなことです。)


共通する理念は、

あたりまえのことがしたい、

あたりまえのくらしをしたい」をめざすということです。


○一番最新の日本での定義は、旬報社刊「障害児教育大事典」に全て掲載されています。
(大学か県立図書館クラス、社会福祉施設には常備されているようです。)


◇関連サイト「健全者でもこんな肢体不自由機器がほしかった?」


◇関連サイト:「病気よさらば!自然派・超健康法の極意


◇関連サイト「知らない治療法も知っている美ビルドネット






About 障害者リハビリテーションとっておき情報

ブログ「障害者リハビリテーションとっておき情報」のカテゴリ「障害者リハビリテーションとっておき情報」に投稿されたすべてのエントリーのアーカイブのページです。過去のものから新しいものへ順番に並んでいます。

他にも多くのエントリーがあります。メインページアーカイブページも見てください。

Powered by
Movable Type 3.34