腎臓病をわずらっている方で、プレドニンのステロイド剤を飲んでいると、
顔がムーンフェイスになってきます。
ムーンフェイス(満月様顔貌)とは、
ステロイドの副作用により、体重増加と共に顔がまん丸になる症状のことです。
このムーンフェイスになるのであれば、
まだ見込みがあるからステロイド大量投下をやっているからです。
ですから、透析はまだしていないということになります。
普通の腎不全であればゆっくり確実に進行します。
どれくらいで透析になるかはクレアチニンの数値で決まります。
正常な人はクレアチニン1です。普通は8くらいで透析を始めます。
8というのはわかりやすく言うと腎機能が正常な人の8分の1ということです。
ですから、透析が必要かどうかは、クレアチニンの数値を確認するといいです。
私の友人Bさんは、クレアチニンが2になって慢性腎不全と診断され、
タンパク質を控えるという食事療法をして二年ほど維持していましたが、
別の病気をして3になり、
3になったと思ったら階段を転げ落ちるように17まで行って、透析を始めたそうです。
現在透析12年目で、元気で毎週テニスをされています。
人工透析も病気を知り、コントロールすれば長生きできます。
女性の場合、妊娠も可能です。
この妊娠に関しては、ステロイド投与中は妊娠出産は難しいでしょう。
この場合のステロイドはおそらくプレドニンだと思いますが、
基本的には永久に飲み続ける薬ではなく、
2~3年など、期間限定で病状を抑えるのに飲む薬です。
これは、仮に病状がよくならなくても長期投与すると骨粗しょう症など
体にとって深刻な副作用が出るため、いずれにしても一旦終了するのが一般的ですから
妊娠出産するとすればステロイド投与していない時期を選ぶように
指示されるでしょう。
慢性腎炎や透析患者など腎臓が悪い方は、
いくら悪くても余命○○年といわれるような事はまずありません。
透析導入になった場合でもうまくつきあって行けば長生きできますし、
また腎臓移植を行えば余命は伸びるからです。
結婚する場合は、腎臓が悪いというのは確かに1つの障害となりえますが
無理だとは思わないで、十分可能だと思います。
○関連サイト:「腎臓病と食事とっておきの治療法とは?」